2014/04/30

FUJIFILM(富士フイルム) X-E2 ファームウェア更新ついて

 富士フイルムX-E2のファームウェアが更新されました。更新後の感想です。





今回の更新内容については下記の内容でした。

■対象製品
FUJIFILM X-E2

■バージョン1.20からVer.2.00への変更内容
このバージョンへの更新により、次のように改善されます。

1. ファインダー表示のタイムラグ(*1)を世界最短0.005秒(*2)に短縮
  「X-E2」に搭載された電子ビューファインダーの表示タイムラグを現行の
  ファームウエアと比べ、約1/10以下の0.005秒に短縮。1月28日に発表した
  「X-T1」で実現した「リアルタイム・ビューファインダー」の性能を
  お楽しみいただけます。

2. 撮影時スルー画のフレームレートを改善。
  低輝度でも最大フレームレートを確保。
  最大フレームレートを50fpsから54fpsに改善。さらに、低輝度の薄明かり
  や夜景の撮影時もこの最大フレームレートで表示が可能になり、滑らかな
  映像を見ながら撮影できます。

3. フォーカスピーキングの表示色を選択可能に
  ピント合わせの目安として、被写体のコントラストが高い箇所の輪郭を
  強調して表示するフォーカスピーキングをご使用の際に、強調部分の
  表示色が現在のホワイト以外にも、ブルーとレッドが選択可能となります。
  それぞれの色で「強」、「弱」も選択でき、被写体やお好みにあわせて
  設定できます。

4. Fn(ファンクション)ボタンに割り当てられる機能を追加
  撮影中に天面と背面にある4つのFn(ファンクション)ボタンに「顔キレイ
  ナビ」と「EVF/LCD設定」の選択機能が割り当てられるようになりました。
 「EVF/LCD設定」ではアイセンサーの働きにより、ファインダーに目を
  近づけるとEVFと液晶モニターの表示が自動で切り替わる「アイセンサー
  モード」、「EVF ONLY」、「LCD ONLY」、「EVF ONLY+アイセンサー」と
  いう4つのモードが選択可能になります。

5. フラッシュ撮影機能の選択メニューに「発光禁止」を追加
  従来のファームウエアでは、ポップアップ式の内蔵フラッシュを本体内に
  収めることでフラッシュ撮影機能を禁止する仕様となっていましたが、
  今回の更新により機能選択メニューからも「発光禁止」を選択できるよう
  になります。

6. フィルムシミュレーションブラケッティング撮影時の以下の現象を修正
  フィルムシミュレーションブラケッティング撮影で3枚目を「PRO Neg. Hi」
  に設定しても「ASTIA」で撮影される現象を修正しました。

 個人的には1と3に期待していました。
 結論から言うと、1は体感できるレベルではないかなと思っていたんですが、これが素晴らしい!
 以前はEVFで覗きながらカメラを動かすと画像がチラチラしていたのですが、これが全くなくなりました。ヌルヌル動きます(笑。リアルタイムビューと言われるのも頷けます。

 3の改善も嬉しかったです。ピーキングの画像がカラーになったことにより、MF時のピントを掴みやすくなりました。X-T1に比べ、小さいX-E2のEVFでも、MFが容易になったと思います。

 旧フォーカスピーキング設定画面

 新フォーカスピーキング設定画面

 カメラを新調したわけでもないのに、新たな機能が追加され、より使いやすくなるのは非常に嬉しいですね。

 カメラ本体のファームウエアの更新作業手順およびダウンロードは以下のページをご参照ください。
http://fm.fujifilm.jp/mail/u/l?p=3YbksJ674xKX3Bpog26aRQZ

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