2017/08/22

終末のイゼッタ・感想


タイトル 『終末のイゼッタ』
放送期間 2016年10月 - 12月
話数   全12話
評価   ★★ 

OP 『cross the line』- AKINO with bless4
ED 『光ある場所へ』-  May'n

※以下ネタバレあり※





WW2当時の世界観を持つ舞台で、強大な力を持つ魔女が大暴れするお話

個人的な感想だが、生身の少女が戦車や戦闘機を破壊していく描写に
あまりカタルシスを感じない
鍛えられた歴戦の勇士が、魔法少女にボコられていく様をみて何がおもしろいのだろう


魔女の力は当初弱点のある戦術級に描かれており、それを政治劇で活用させるのか
と思いきや、簡単に戦略級兵器になってしまい、その弱点もあまり意味のないものになっていた


強大な力を目の前にしたときの、人間の欲望や葛藤、
悪魔と契約を交わしたものの末路というのは昔からのテーマだと思うが、
少女の狂気じみた王女への愛でごり押しされ、最後まで共感できなかった

個人的に百合ものもあまり好きじゃないからかもしれない、、

戦場に沢山の女性キャラが参加しているが、
男性キャラが割りとあっさり死んでいくのに、女性の犠牲がない
これも戦争の設定をチープにしている


WW2当時の世界情勢が妙にリアルに描かれているせいで、
魔法少女のパンチラバトルものと割り切ることもできず、
人類の力への執着や、戦争のテーマも掘り下げた描写はなく、
結果中途半端なアニメとなっている

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